1. この資料は何か(30秒でわかる)
「樫乃屋のサイトを、Google 検索と AI の回答(ChatGPT や Google の AI 要約など)に見つけてもらいやすくするには、何をどの順番で直せばよいか」を整理した提案書です。外部から渡された指示書(チェック観点リスト)をもとに、実際のサイトのプログラムを 1 行ずつ照合しながら作りました。
大事な前提:このレビュー対象はテスト版サイト(
/v48 と統合案 /uni)です。本番公開前に直しておきたい点をまとめたもので、今すぐ何かが壊れているという話ではありません。元データは docs/SEO_AIO提案書_…_v1.3.xml に保存しています。
2. ひとことで言うと
「土台(技術)は良くできている。あとは『信頼の見せ方』と『中身の整理』を直せば、検索にも AI にも強くなる」というのが結論です。
| 観点 | いまの状態 |
|---|---|
| 技術的な下準備 | ◎ ほぼ合格(検索エンジンに正しく伝える仕組みは実装済み) |
| 信頼の見せ方(誰が書いたか・連絡先) | △ 仮の情報のまま。最優先で直す |
| 記事の中身の整理 | △ 同じテーマの記事が重複。交通整理が必要 |
| サイトの形(1つにまとめるか2つか) | 未決定。ここが全ての出発点 |
3. いまの良い点・直すべき点
良い点(すでにできていること)
- 検索エンジンに「このページは何か」を正しく伝える情報(タイトル・説明・構造化データ)が全ページに入っている。
- サイトの地図(sitemap)が自動で作られ、更新日も付いている。
- セキュリティの基本対策(不正な入力をはじく等)も入っている。
直すべき点(このあと説明)
- 連絡先や「誰が書いた記事か」が仮の状態で、信頼を損ねる。
- 同じ補助金を扱う記事がバラバラに複数あり、検索で共倒れしうる。
- 記事の住所(URL)が
b001のような意味のない記号になっている。 - サイトを「1つにまとめる/2つのまま」かが決まっていない。
4. 見つかった具体的な問題(6つ)
| # | 問題 | たとえると | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 1 | 連絡先が仮のまま(電話 045-000-0000、メール info@example.com が各所に) | 名刺の電話番号が「000-0000」のまま配っている状態 | 最優先 |
| 2 | 問い合わせフォームが「デモです」表示で、実際には送信されない | 受付に「見本」と書いた箱を置いている状態 | 最優先 |
| 3 | 誰が書いた記事か弱い(全記事が「樫乃屋 編集部」名義のみ。資格や実名なし) | 専門書なのに著者プロフィールが空欄 | 最優先 |
| 4 | IT導入補助金の記事が3本も重複(「2026年版」「2025年版とは」「旧IT導入補助金」)+詳細ページ1本 | 同じ料理のレシピが4枚あって、どれが本物か分からない | 高 |
| 5 | 記事のURLが意味不明(b001〜b005。中身は良いのにURLが記号) | 良い本なのに背表紙が「No.1」とだけ書いてある | 高 |
| 6 | サイトの形が未確定(企業サイトと補助金サイトを1つにまとめるか2つのままか) | 引っ越し先を決めずに家具を買い始めている状態 | 最優先(出発点) |
※ 実数:補助金の詳細ページ 9件、記事 20本。問題4・5の記事は中身は良質(図表・目次つき)なので、消すのではなく「整理・改名」で活かします。
5. それぞれの直し方
| 問題 | 直し方 | 完了の目安 |
|---|---|---|
| 仮の連絡先(#1) | 本物の電話・メール・住所・営業時間に置き換える | サイト全体から「000-0000」「example.com」が消える |
| デモフォーム(#2) | 実際にメール/CRM へ届くようにし、迷惑送信対策を付ける | 送信が届き「デモ」表示が消える |
| 著者の信頼(#3) | 実名の監修者プロフィール(資格・経歴)を作り、記事に紐づける。「編集部」は会社名義として扱う | 監修者ページができ、各記事から参照される |
| 記事の重複(#4) | 制度の説明は「詳細ページ」に一本化。記事は「最新情報」「対象範囲」「申請ノウハウ」と役割を分け、互いにリンク | 同じ説明の重複が消え、各記事が固有の役割を持つ |
| 意味不明URL(#5) | b001→it-subsidy-tool-scope のように内容が分かるURLへ改名し、古いURLから自動転送(301) | URLが内容を表し、古いURLも切れずに転送される |
| サイトの形(#6) | 「1つにまとめる(統合案)」を軸に、最終決定する(後述) | 形が決まり、各ページの引っ越し先が確定する |
6. 途中で見つけた自分のミスと訂正(正直な記録)
最初に作った版(v1.0)で、私(AI)は「指示書の指摘 3 つは間違い」と報告しました。しかし再点検したところ、間違っていたのは私の方でした。記録として残します。
| 項目 | 最初の私の判断(v1.0) | 正しい事実(v1.1) |
|---|---|---|
| 記事の本数 | 14本 | 20本 |
| 「b001等がサイト地図に載っている」 | 載っていない(誤り) | 載っている(正しい) |
| 「IT導入補助金の記事が重複」 | 重複していない(誤り) | 重複している(正しい) |
原因:記事データが「基本リスト+別案リストの合体」で作られていたのに、最初は基本リストしか見ていませんでした。教訓:データは最終的に合体した結果を確認する。提案書にも再発防止として明記しました。
7. いつ・何をやるか(短期/中期/長期)
短期(0〜1か月)— 信頼まわりを最優先
- サイトの形を決定する(これが出発点)
- 仮の連絡先を本物に/問い合わせフォームを本番化
- 監修者プロフィールを作る
- 意味不明URL(b001等)の改名と自動転送の準備
中期(1〜3か月)— 中身の整理と増強
- 重複記事(IT導入補助金・持続化)の交通整理と相互リンク
- サービス別ページ(AI/DX/経営/自治体)を4本追加
- 「質問に答える形」の記事を優先テーマから整備(ユーザーにも AI にも内容が伝わりやすい形)
長期(3〜6か月)— 拡張と運用
- 業種別ページ・事例の拡充(掲載許可が取れたものだけ)
- 実際の検索データを見ながら記事を改善する習慣づけ
8. 先に決めてほしいこと
下記が決まらないと先に進めない・手戻りになる項目です。特に最初の2つが最重要です。
| # | 決めてほしいこと | なぜ必要か |
|---|---|---|
| 1 | サイトを1つにまとめてよいか(統合案を本採用するか) | 全ての設計の出発点。既存 kashinoya-biz.com の検索実績も判断材料 |
| 2 | 本番のドメイン名は何か(kashinoya-biz.com 継続 / kashinoya.co.jp / 新規) | URL・転送設定の確定に必須 |
| 3 | 監修者の実名・資格・外部プロフィールを公開してよいか | 信頼(E-E-A-T)の土台 |
| 4 | 本物の連絡先(電話・メール・住所・営業時間) | 仮情報の置き換えに必須 |
| 5 | 問い合わせの実際の届け先と迷惑対策 | フォーム本番化に必須 |
9. 用語ミニ解説
| 用語 | かみくだくと |
|---|---|
| SEO | Google 検索で見つけてもらいやすくする工夫。 |
| AIO | ChatGPT や Google の AI 要約に「引用・紹介」されやすくする工夫。 |
| E-E-A-T | 「経験・専門性・権威・信頼」。お金や健康に関わる分野で特に重視される“信頼の証拠”。補助金は要注意分野。 |
| 構造化データ | ページの内容を検索エンジンに機械が読める形で添える注釈。「これは会社」「これは記事の著者」等。 |
| canonical(正規URL) | 似たページが複数ある時「本物はこれ」と1つを指定する札。重複の共倒れを防ぐ。 |
| sitemap(サイトマップ) | サイト内の全ページを並べた“地図”。検索エンジンに渡す。 |
| 301(リダイレクト) | 古いURLに来た人を新しいURLへ自動で案内する転送。評価も引き継げる。 |
| カニバリ(共倒れ) | 同じテーマのページが複数あり、検索で互いに足を引っ張る状態。 |